仕事でストレスを抱える人はたくさんいます。
また、仕事場でのストレスをゼロにしようと思っても残念ながらそれは難しいでしょう。
それよりもストレスに対する対処法を知り、少しでもうまくストレスと付き合っていく方法を考えませんか?
仕事中に出来る根本的なストレスの対処法をお伝えしますね。
参考にしてみてください。
仕事自体のストレスの対処法
一般的には、仕事後においしいお酒を飲んだりしてストレス発散をする方法を考えますよね?
それももちろん良い方法ですがここでは、仕事自体から受けるストレスに対する対処法を解説していきます。
「To Doリスト」で仕事を効率化
朝出社したらまずはその日にやらなければいけない仕事の「ToDoリスト」を作成します。
そして、やるべき順(優先順位)をつけてこなしていくのです。
たったそれだけ?と思うかもしれませんが、案外出来ていない人が多いです。
仕事が多いことに対するストレスも頭の中で考えるから多く感じるだけで、実際に書きだすと案外楽だったりすることもありますよ。
仕事終わりに終えられなかったリストに関して、明日でもいいのであれば明日に回す。
その代わり明日は、今日出来なかった仕事の優先順位を上げるようにしましょう。
人に仕事を任せることを覚える
仕事はいろんなタイプがありますし、自分のポジションもありますから、単純に「ToDoリスト」だけではうまくいかないこともあるでしょう。
特に真面目な人ほど頼まれた仕事を全てやりがちですが、部下や信頼できる仕事仲間がいるなら手伝ってもらったり、任せたりするのも一つの方法です。
与えられた仕事を自分だけでするのを当たり前にするのではなく、人に仕事を振ることも覚えていくとストレスの軽減に繋がりますよ。
“仕事”における信頼関係を構築する
仕事場には仲の良い同期や友人がいるかもしれません。
仕事後に飲みに行ったり、愚痴を言い合ったりするにはちょうどいいですよね。
でも、”仕事”をする上では、そういった気の許せる仲間だけではなく、仕事を一緒にやって充実出来ることが仕事のやりがいにもつながります。
誰かとチームだったり一緒に仕事をしたりして成果を得られると喜びも大きくなるものです。
それは結果的にもストレスを感じないで済む方法に繋がるので、仕事の信頼関係を築くことを普段から心がけてみてはいかがでしょうか。
自分から相手にストレスを与えない
仕事でストレスに感じるのは、不意打ちで他人に急な仕事を渡されてキャパオーバーするからですよね。
この発想は子どもと一緒かもしれませんが、なるべく、自分がされてストレスだと思うことは相手にもしないようにしましょう。
上司だと受ける一方だと思うので基本的に効果はありませんが、そうでない場合は相手を気遣うことで他人も変わるかもしれませんよ。
仕事のゴールを明確にする
プロジェクトなど長期のものは難しいですが、その日で出来る仕事やひたすらにこなさなければいけないテレアポのような場合は効果的です。
アポ取りなど仕事だけれども精神的にしんどいものの場合は、1日50件以上テレアポをしたら何か自分に小さなご褒美をあげるなど簡単でいいのでゴールを作りましょう。
数字を自分で作ることで最初はしんどくてもゴールに近づいてくると、自分がやってきた数字が逆に自分の実績として自分の力になることもありますよ。
メモを取る
誰かに何かを頼まれた時ややるべきことが増えてきた時にメモを取る癖をつけてみて下さい。
たとえばデスクワークなら「To Do リスト」に箇条書きのメモで付け加えていくのです。
やるべきことが多すぎる時こそ紙に書きだしましょう。
また頼まれた仕事がある時も急ぎのレベルを確認し基本的には自分が最初に決めた優先順位を守るようにします。
他人から頼まれた仕事で自分の仕事ができない時もストレスになりやすいですからね。
臨機応変さが必要かもしれませんが、慣れるとできるようになりますよ。
一つの仕事に集中する
基本的に仕事をする時にはマルチタスクでしない方がいいです。
色々と考えながらの仕事は脳の疲労に繋がりますし、疲れてくるとミスも増えてきます。
リストを作成したのであれば、基本的に一つずつ集中して確実に、そして最大のスピードで片付けていく方が結果的に良い結果を生むことにつながります。
複雑な仕事は午前中にする
退社の時間に近づくにつれ当然疲労は困憊していきますよね?
精神的にも肉体的にも疲労している時に何か頭を使って企画を考えたり、複雑な計算をするのは骨が折れます。
そしてそれがストレスとなってあなたにのしかかるのです。
これは効率的な仕事をするためにも面倒な仕事ほど午前中にやるのがおすすめ。
夕方に近づくにつれ単純作業にしていくのがベストですよ。
仕事場で出来るリフレッシュ方法
仕事場だと家にいるようなリフレッシュは出来ませんがそれでもストレスの対処法はあります。
簡単なのでぜひ試してみて下さい。
ガムをかむ
仕事をしながら食べたり飲んだりはあまり出来ないことが多いですよね。
しかし、ずっとパソコンに目を向けて手を動かしたり、紙とにらめっこしていても脳が停止していくような感覚になるかもしれません。
そんな時にガムをかむだけで、脳が刺激され何もしないよりストレスが軽減されることが分かっています。
特にガムをかんでいても問題ないなら常備しておくのも一つの方法ですよ。
トイレに行く回数を増やす
人間は同じ姿勢をずっとしているとどうしても思考が停止してしまいます。
先ほどはその対処法にガムを選びましたが、こちらはトイレに行く回数を増やし、意識的に少しでも体を動かすことをおすすめします。
トイレに行くことで自分の仕事に区切りをつけたり、誰にも見られない会社内でのセルフスペースとすることも出来ますので使ってみてくださいね。
デスク周りをきれいにする
やはり散らかった机では何かと気が散って仕事に集中できないことも多いです。
実は仕事にはその環境、卓上の状況で効率が大きく変わることも分かっています。
部屋の広さや照明の色、音がある、なしでも変わるのです。
何か行き詰ったり生産的でないと感じるならば一度自分の机を見直してみましょう。
まとめ
今はフリーランスなど自営でやる人も増えてきていますが、まだまだ会社勤めの人が多数ですよね。
そして、基本的に週5で会社に出勤して毎日8時間以上の労働を強いられてるわけです。
その中で受けるストレスが最も大きいと言っても過言ではないからこそ、対処法を知り、工夫する必要があるでしょう。
仕事でのストレスが少しでも減りますように。